お客様から寄せられた質問への回答を掲載させていただいております。
疑問に思ったことなど、お気軽にお問合せ下さい。
■お墓を建てるにあたって
お墓はいつ建てると良いですか?
仏教では過去、現在、未来で物ごとを考えます。これを合わせて三世(さんぜ )というようです。 そして、一番尊重しなければならないのは、実存する現在だとしています。現在に全力を注ぎ、努力することが生きている者の努めだと説いています。 来世ではなく、今、生きている人を基本にした仏教本来の考えでは、お墓をいつ建てる時期ではなく、供養の気持ちを大切にします。 最近では生前に建てる方も多いようです。思いたったが吉日で良いと思います 。
お墓の形に決まりはあるのでしょうか?
お墓の形に関する決まりは厳密にはありません。お墓は来世の自分の家でもあります。 建てる人の感性や価値観に合った、その人らしいデザインの墓石も良いと思います。これまでは、お墓は祖先や故人の霊を慰める供養のためのものでした。ところが、寿陵が増えた今では、人びとは生前に自分自身でお墓を建てます。こうした建墓者は、従来の形よりも、自分らしさを大切にした、個性的なお墓を求める傾向にあります。しかしながら、お墓本来の意味から逸脱したデザインや、ふさわしくない文字を刻むこは当然避けるべきです。周囲の環境に配慮することも忘れてはなりません。
最近よく耳にする寿陵(じゅりょう)とは何ですか?
生前にお墓を建てることを寿陵と言います。戒名や建立者の文字が朱色のお墓を見かけられたらそれが寿陵です。現在では、場所によって寿陵の占める割合が70%以上の霊園もあるそうです 。今、寿陵が増えているのは、日本が世界一の長寿国になったことにも関係があると思われます。かつての日本人は生きることに精一杯で、自分の死後を考える余裕などなかったわけです。寿陵の増加は、人びとが来世を考えるゆとりを持ち始めたということで、豊かな文化のバロメーターでもあります。
墓石の善し悪しが分からず建墓に不安があるのですが?
お墓は一生に一度あるかないかの高価な買い物です。そして、何代にも渡って受け継がれていく大切なものです。ところが普段なじみのない商品ですから、分かりにくい部分が多いんですね。そこで、やたべではお墓の保証書を発行し、安心を確かなカタチでお届けしています。
黒石でお墓を建てるのはよくないと聞きましたが?
仏教の先生によると、仏教ではあらゆる色を尊重しているそうです。基本となる色は五色(赤・青・黄・白・黒)で、この色のどれかひとつが欠けても極楽浄土はできないとされているようです。だとすると「黒い石はお墓に良くない」というのはおかしな話です。一般的には関西は白系統、関東以北は黒系統の石をよく使います。それは関東以西には黒系統の石があまり産出されなかった、という事情があるからです。色のタブーはありません。お好きな色で良いと思います。
お墓の価格は何で決まるのですか?
石の種類、サイズ、デザインや加工の仕方で決まります。石は天然の物で、生産調整ができません。生産量が少なく需要が多ければ希少価値としてプレミアがつき高くなり、逆に生産量の多い石は比較的安価になります。ですから石質が悪いから安い、良いから高い、とはいちがいには言えません。加工面では、石は重くて硬いものですから、四角に切るのと丸くするのとでもコストは違います。高価なお墓をつくれば良いというものでもありません。ご予算に応じて建てられたら良いと思います。
■時期的催事について
お盆に家族そろってお墓参りをするのはなぜですか?
お盆はお墓にいらっしゃるご先祖様をわか家にお迎えし、家族と共に過ごす行事です。ですから、ご家族そろってお墓参りをして、ご先祖様をお迎えするための迎え火を、お墓の灯明からいただいてくるという慣習が昔からあるんですね。お盆の初日にはぜひ一家そろってお墓参りをして、お墓の精霊を心よりお迎えしましょう。お墓は家族の和をつくり、仲良く暮らすためにも大切なものなんですね。
お彼岸には、どんな意味があるのですか?
この世の「此岸」に対して、あの世を「彼岸」と言います。お彼岸はこの世にいる家族がお墓に手を合わせ、あの世の近親者に心を通わせる大切な行事です。よく「厚さ寒さも彼岸まで」と言います。これは、農耕生活にとっ重要な季節の変わり目に「此岸・彼岸」を重ねあわせ、暮らしと同時に心のターニング・ポイントとして、生きる原点を見直したのです。お彼岸は、農耕民族であり、四季のはっきりした国に住み、厚い仏教信仰と先祖を尊ぶ日本人の知恵が生んだ行事なのです。
▲PAGE TOP