栃木県宇都宮市を中心に、墓石、仏壇、石材の設計・施工・販売を行う明治3年創業の老舗大型石材店です。
下野國一之宮 宇都宮二荒山神社様をはじめ、数々の歴史的工事にも関らせていただきました。
創業来130余年に亘る懇切丁寧な仕事を身上に、使命感に基づく心のこもったサービスと、価値ある本物の商品の提供をお約束いたします。
いつでもお気軽にご相談下さい。 フリーダイヤル:0120-25-0120
精神病理学者の渡辺哲夫氏の生家は、浄土教の教えを汲む時宗の檀家であり、もの心ついた頃から明治21年生まれの祖父が口にする、「南無阿弥陀仏」と「十万億土」という言葉を耳にして育った。
氏の楽しい思い出である毎年のお盆には、奥の間に特別の祭壇が設けられ、その最上段には先祖を象徴する火を灯す古風な灯火台が置かれた。
迎え盆のとき、菩提寺の墓前でローソクに点火された火がこの灯火台に移され、礼拝の対象となり、送り盆のとき、灯火台の火は墓前に運ばれ、そこで消されることが、厳格なしきたりとなっていた。
幼少の頃、氏はこの火を先祖の依代あるいは先祖そのものと信じて疑わなかった。
8歳か9歳の頃、迎え盆の夕べに、氏は墓前で点火されたローソクの火を灯火台に移す役目を許された。ところがそのとき、火が灯火台に移らず消えてしまったのである。
その瞬間、氏は恐慌状態に陥ったという。年に一度、十万億土の彼方からやってきてくれたご先祖さま、仏さまを自分のせいで十万億土の彼方に追い返してしまった。氏は生れて初めて自分の存在が根底から否定されるような強烈な衝動を全身に感じた。
氏は泣きつくように祖父に事の次第を報告した。祖父は激怒するに違いないと思った。 ところが意外にも祖父は微笑みながら、もう一度墓へ行って火をつけてこいと言った。
氏は、必死の形相で菩提寺に走り、墓前でローソクに火をつけ、本堂の阿弥陀仏の前に灯されていたローソクの火に自分のローソクの火を合わせ、自分の持っていたローソクを提灯の中に納め、静かに歩いて家に帰り、祭壇の灯火台にしっかりと火を移した。
氏の乱れた心はようやく静まった。祖父は笑いながら褒めてくれたという。
渡辺氏は、昔の一時間足らずの体験を今でも忘れることができず、十歳にも満たない自分を襲った、あの名状し難い衝撃は一体何かと反芻している。
このエピソードは、宗教人類学者、佐々木宏幹先生の著書「仏力」より引用しました。子供が、お盆の行事に参加して経験する出来事は、日本人の宗教心を養い、「あの世」「ご先祖さま」を実感する貴重な機会なのです。日本の「お盆」の素晴らしさを、改めて見直しました。
7月(文月)
お 盆
「盆はうれしや、別れた人も、晴れてこの世に会いに来る」と唄われているように、「お盆」は夏に祖先の霊を祀る行事です。
正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)と言います。
元々は旧暦の7月15日を中心としたものだったのですが、現在は月遅れにあたる8月15日が一般的のようです。
東京では新暦の7月に行われることが多いのですが、東京は新暦を導入した明治政府のおひざ元という事情があるそうです。
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お盆には、先祖や亡くなった人達の精霊が道に迷わず帰って来ることができるように、13日の夕刻に盆提灯を灯し、庭先に迎え火として麻幹(おがら)を焚きます。14、15日は精霊は家にとどまり、16日の夜帰って行きます。16日には送り火を焚き、霊を送り出します。
ご先祖様を大切にしてきた日本人にとって、特に重要な季節行事です。
7/1 (水)
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7/2 (木) 半夏生
7/7 (火) 七 夕・小 暑
7/11 (土) 完成現場見学会
7/12 (日) 完成現場見学会
7/13 (月) お盆 お迎え
7/16 (木) お盆 送り
7/19 (日) 土用の丑
6/20 (月) 海の日
6/23 (木) 大 暑






















