令和6年10月3日頃から3週間程度、昼間9時から17時まで宇都宮市営北山霊園の一部通路が通行止めになります
令和6年10月3日頃から3週間程度、昼間9時から17時まで宇都宮市営、北山霊園の一部通路が舗装工事のため通行止めになります。
お墓参りをご予定されている方はご注意ください。
令和6年10月3日頃から3週間程度、昼間9時から17時まで宇都宮市営、北山霊園の一部通路が舗装工事のため通行止めになります。
お墓参りをご予定されている方はご注意ください。
令和6年9月21日(土)・22日(日)・23日(月)の3日間、弊社本店にて「お墓と墓地相談会」を開催致します。お墓のことなら、何でも、特にネットでは聞けないホンネの話など、どんなことでもご相談ください。電話は、028-658-8831です。お気軽にお問い合わせください。
「あじストーンフェア2024」を視察した翌日は、庵治石の丁場(採石場)を見学させて頂きました。案内をして頂いたのは、和伸石材の太田社長様。和伸石材様は、庵治の丁場のなかでも特別に管理されたいわゆる「大丁場の会」に属する実績を重ねてこられた山の石屋さんです。太田社長からは、岩盤から火薬を使って石をはがす作業や、石の節理や目といった性質を生かした採石の工夫などについて、とても丁寧にご説明を頂きました。
削岩機とロッド(棒状のもの)が写っていますが、これらの道具を使って岩盤に深さ2m~3m程度の穴を明け、そこに火薬を詰めて爆発力で石を起こすそうです。岩盤には節理といった筋やキズが縦横斜めに走っているので、その流れを見極める力と、より効率良く安全に採石が進められるように先を見る目が求められます。
太田社長のお話しから、貴重な庵治石が無駄なく採れるよう、経験と技術を駆使しながら丁寧に作業が行われている様子が伺われました。何よりも、社長の庵治石に対する愛情と、産地のプライドが強く感じられ、同業者として身の引き締まる思いでした。
岩盤から取り出した原石ブロックには、赤いマークで節理といった筋やキズの印が描かれ、後工程でその箇所を外すようにされています。また、写真には㉖と番号が書かれていますが、採石した順番に原石には連番が割り振られ、番号を見ることで石目や色を度揃えることができるよう工夫されています。
採石に使用する大型の重機。奥には隣の丁場が見えていますが、撮影した場所からかなり標高が低いことが判ります。
石の目が斜めに流れている様子が判ると思います。こちらの丁場は、目がオーバーハング(覆いかぶさるように)なっている為、採石する際には落石の危険が高いという事です。岩盤から石を取り出す作業は、氷を切り出すのとは違って、危険と隣合わせの難作業であることを思い知らされます。庵治石の丁場は断層が多くてキズを避けるのが難しく、断層ごとに違う色目や石目を合わせるのが難しそうです。切削時に中からキズが出たり、研磨後に印象が変わることも多く、墓石として製品化されるのは、あらゆる工程で厳選されたごくわずかな原石だけです。最高級と云われる庵治石の魅力を産地で改めて実感した2日間でした。イサムノグチ 庭園美術館
今回の高松出張のもう一つの目的は、イサムノグチ 庭園美術館の見学です。イサムノグチは私の大好きなアーティストの一人で、美濃和紙を使った繊細な照明の「AKARI」シリーズからダイナミックな石彫作品、遺作となった札幌モエレ沼公園など、世界中に偉大な作品を残しています。それでは世界的な芸術家のイサムノグチの美術館がなぜこの地にあるのか、美術館のパンフレットから抜粋すると「20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチは、モニュメント、庭や公園などの環境設計、家具や照明のインテリアから、舞台美術までの幅広い活動を行った、きわめてユニークな芸術家です。1956年、初めて庵治石の産地である香川県の牟礼町を訪れたノグチは、1969年からは五剣山と屋島の間にあるこの地にアトリエと住居を構え、以降20年余りの間、NYを往き来しながら石の作家である和泉正敏をパートナーに制作に励みました。 イサム・ノグチ庭園美術館は、この地が未来の芸術家や研究者、そして広く芸術愛好家のためのインスピレーションの源泉になることを強く望んでいたノグチの遺志を実現したものです。150点あまりの彫刻作品はもとより、自ら選んで移築した展示蔵や住居イサム家、晩年制作した彫刻庭園など、全体がひとつの大きな「地球彫刻」、あるいは環境彫刻となっています。出来うる限り、生前の雰囲気そのままで環境そのものを公開し、専門的な調査・研究のためのアーカイブ(資料研究空間)となっております。ジャンルを超えた宇宙的でコスモポリタンな、開かれたノグチの世界像を心ゆくまで味わっていただきたいと思います。」 とあります。
園内を観覧すると、イサムノグチがなぜこの地をアトリエとして、また1年の三分の一を過ごす住居として選んだのかよく判ります。庵治石という良質な素材と優れた加工技術を持った職人が集積する産地、そして豊かな緑と穏やかな瀬戸内の海が見渡せる高台には、6月の爽やかな風が吹き抜けていきます。
美術家の見学には事前の予約が必要で、一日2回ないし3回で人数制限もあるようです。当日は通常1組のところ2組に分けての拝観で、遠く外国から来られたと思しき旅行者も多数おられました。
園内は非常に手入れが行き届いており、学芸員の方もよく勉強されていて説明も語りやすくとても親切でした。移設した古民家(倉庫)の中には有名な「真夜中の太陽」(1989年直径2m)と代表作「エナジーヴォイド」(1971年地長さ3.6mスウェーデン産黒御影石)空間に聳える巨大な彫刻に言葉を失います。写真で見るのとはやはり存在感が全く違います。
令和6年6月8日(土)・9日(日)の2日間で開催された、「あじストーンフェア2024」に視察に行ってまいりました。今回で52回を数え、日本国内はおろか中国をはじめ全世界から関係業者が一堂に会する日本最大級の石材・墓石見本市です。
会場はサンメッセ香川という高松市にある総合コンベンション施設で、屋内にもかかわらず巨大な庵治石の石碑が展示されていて、見応えがあります。このストーンフェアは、地元の庵治石だけでなく、伊予の大島石・岡山に万成石・佐賀の天山石・本御影石・そして関東の稲田・真壁といった全国の銘石が展示されています。
広い会場の様子がおわかりいただけるかと思います。場内は石材関係の機械や工具、研磨用の各種資材、CAD、など幅広く展示され、屋外ではクレーや砕石器など大型機械の展示・デモが行われていました。
会場では旧知の業界関係者の方たちともお会いすることができ、お互いに今後の展望や貴重な情報交換をする場にもなりました。当日は、ストーンフェア視察のほか、取引先日本石材センター様の「高松ショールーム」にもご案内頂きました。
取引先日本石材センター様の「高松ショールーム」は、庵治石産地の高松市牟礼町に所在し、石材加工の工場に囲まれた、まさに庵治石のメッカともいえる場所に立地しています。石材加工工場を改装したという事なので、ゆったりとした空間に洗練された内装が備わった素晴らしショールームでした。
ショールーム内は、墓石の展示だけでなく大型モニターが備わっており、より判りやすい展示に工夫されています。
宿泊したホテルの目の前が高松城跡でしたので、空き時間を利用して城址公園を散策。堀の水は海水を引いているので、泳ぐ魚は鯉ならぬ鯛。人に慣れているせい餌やりに近づくと水音を立てて寄ってきます。 高松市内の繁華街の様子。リニューアルされた美しいアーケード街と若者を中心とした賑わいを見ると、つい、我が宇都宮のオリオン通りと比べてしまいます。外部の施設なので、ステンレス製で丈夫な特注の扉を制作しました。
底部にはお骨を合葬できる深い納骨室を備えています。
床面の納骨室開口部を塞ぐ丈夫なステンレス製蓋を設置。また、壁面には骨壺を安置する棚が設けられています。
古い花筒はネジで取り外しする形式がほとんどです。何十年と経過する過程で、プラスチックやアルミ合金等、素材の劣化よって穴が開いたり腐食でネジが回らなくなったり不具合が生じます。そこで、花立に穴開け(ボーリング)し、落とし込みの花筒に交換する作業依頼を頂くことが多いです。新しい花筒は、ステンレス製で耐久性があり、しかも落とし込み式ですぐに抜けるので、お手入れも簡単です。ご遠方の方でも写真のやり取りでご注文が可能ですので、是非ご検討ください。
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以上税込み価格です。価格の目安になるのでご参考にして下さい。
(現場の状況により価格が変わる場合がございます)
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