
 春の足音が聞こえる2月末に92歳で父が亡くなり、50日祭までに墓を建てる事になりました。墓地はありましたが、初めての事と急な事で心配と不安と焦りだけの日々が過ぎて行きました。父の死後、墓のダイレクトメールは何通か届きましたが、その殆どが安売りのチラシのような内容で心に響くものはありませんでした。早く石材店を選ばなければと焦る中、「谷田部石材店はどう?」と妻が提案してきました。妻の実家での素晴らしい施工実績に裏付けされた提案でした。早速、営業の方(柴田様、齋藤様)とお会いし、現場でお話をする中で、自分の今までの心配と不安は一掃されました。
 墓地である公園の「つがの里霊園」では構造は洋式に限定され、しかも外柵は禁止されている制約の中で、即刻図面と見積を持って、一際上品で気品のある国内産石材を提案され、工期も無理なお願いを承知して頂きました。八重桜満開の春真っ盛りの4月25日(日)、盛大な内にも厳粛な雰囲気の中で、無事建碑納骨式を執り行う事ができました。
 墓石の黒地の中に金や白色の斑が混じり、それが浮き出るが如く絹糸状に糸を放つ様に参加者一同感激しました。亡き父も喜んでいる事と思います。短い工期に迅速に対応して頂き、しかも制約の多い立地環境の中で形・石材・仕上の全てにおいて満足できる墓を施工して頂き、霊園の中でも自慢の墓と自負しております。ご担当の皆様を初め、谷田部石材店さんの総合力に感謝申し上げます。












 
        
